•   体が伸び、いつものように丸まらない、縮まらない
•   少し高い所に上がれなくなった
•   後ろ足のみで立ち上がらなくなった
•   足裏に触れても反射（押し返し）がない
•   （モルモットを持ち上げた際に）特に下半身が重たいと感じる
•   食欲不振（好物すら食べない）

上記複数に該当する場合、 すぐに病院へ連れて行く 必要があります。 腰に負担がかからないよう そっと運搬（持ち上げる・降ろす）しましょう。

モルモットもヒトと同様、加齢に伴い「できていたことができなくなる」ということが増えます。しかし、特に初めてモルモットを飼った場合、毎日一緒に暮らしているからこそ「加齢」に気づかない可能性があります。~3歳頃までは元気に走り回ったりジャンプしたりと活発な様子を見せてくれますが（個体差あり）、3歳を超えたあたりから徐々に活動が鈍くなり、体全体が骨ばっていることを確認できるようになります。日頃から常に留意する必要はありますが、3歳を目安にモルモットの居住環境を大きく見直す必要があるでしょう。モルモットは胴長で腰を痛めやすいです。例えば、少し高い所に寝床を置いている場合、床に置いてあげましょう。また、腰への衝撃を和らげるためにタオルを敷いたり、（なかなか難しいのですが）後ろ足で立ち上がらないように工夫すると良いでしょう。